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    • 2011.02.02 Wednesday
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    真理

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       もうクリスマスも過ぎたし、年明け一週間も越えたし、ということで、そろそろ留学まとめブログに姿を変えようかと思いました。日常を綴るだけじゃなくって、考えたこと、思ったことを言葉にしておこうか、と。
       それに合わせ、タイトル下の挨拶を変えました。何人か気づいてくれた方がいて嬉しいです。ありがとうございます。
       この言葉は、Gotthold Ephraim Lessingという、1729年生まれのドイツ人作家のものです。 

      "Jeder sage, was ihn Wahrheit dünkt, und die Wahrheit selbst sei Gott empfohlen!"

       レッシングは「賢者ナータン」や「エミリア・ガロッティ」といった劇作品を残していて、カントやゲーテに影響を与えました。ハンナ・アレント(今、私が読んで論文にしている政治哲学家)にも。
       で、レッシングさんは友達にこう書いたのです。

      「銘々、真理と思うものを語ろう。そして真理そのものは神に委ねよう!」


       まだドイツ語を始めたばかりの頃、アレントのテキストの中で出会った言葉です。こういう考え方が出来る人が使う言葉っていいな、ってただ単純に思って読んでいました。(「神」は唯一神ではなく、あくまで「人間のあずかり知らぬ事柄を扱うもの」という意味で)
       よく私の先生も、
      「神は、右手に真理を、左手に真理へ至る道を差し出した。真理はそのままに、私は真理へ至る道を選ぼう」
      と話して下さいます。(誰の言葉だったか忘れてしまったけれど、これもドイツ人の言葉じゃなかったかな。確か。…ごめんなさい)

       ドイツでの経験によって私の中で変わったものも多いけれど、留学前も、そして今1年近くを過ごした今も、変わらずに思います。
      「銘々、真理と思うものを語ろう。そして真理そのものは神に委ねよう!」
      と。
       真理が一つというのは、実際怖いことなのだと思います。
       主義主張や信念はそれぞれあるけれど、それを絶対真理として他の人にも押し付けた結果生まれた争いがどれだけあるのだろう。自分たちの真理を唯一とするために、どれだけの「敵」や「悪」と呼ばれるものを生み出したのだろう。

       誰かと生きるっていうことは、自分の真理を語り、他の人の真理に耳を傾け、否定するでも肯定するでもなく、(時にはそういうこともあるだろうけれど、)了解し合うってことなのかなと思います。
       この留学で更に実感したこともまた、

      "Jeder sage, was ihn Wahrheit dünkt, und die Wahrheit selbst sei Gott empfohlen!"


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